1人と、5人と、わたしのはなし。

V6やらNEWSやら、思うところをまとめるところ。

今年も、この日に。

「まさかこんなことになるとは」

 

そんな言葉を記してから1年。

 

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この1年を振り返ってみたら「まさか」と「こんなことになるとは」の連続だった。

 

色々あったなぁ。

NEWSにも。私自身にも。

色々ありすぎて、たった1年しか経っていないなんて思えないぐらい。

決していいことばかりではなくて、個人的に言えばしんどい事の方が多かった気もするし、今だって心晴れやかに毎日を送れているわけでもなく、どちらかと言えば常に何かしら心の底に澱が溜まっているような「なんでこんな事に・・・」な感覚はこの1年ずっと消えない。

 

それでもこうして何とかかんとか前を向いて日々を過ごせているのは、NEWSが、そして小山慶一郎という人が、私の人生と共にあってくれたからだと思う。

 

NEWSがとても大きな岐路に立たされたあの時、私個人としてもめちゃくちゃ大きくて深い喪失感を味わうことになった。(まぁ、細かく話さないけれど・・・)

あの時もし3人がNEWSを諦めていたら、手放していたらと考えると、想像しただけでもゾッとする。

大袈裟ではなく、私は私の心をその形にとどめておくことが出来なかったかもしれない。

 

きっと続ける事も守ることも、言葉で言うほど楽な道ではなかったはず。

それでも3人が私が想像するよりもずっと力強く立ち上がり歩みを進めてくれたことは、私にとって何よりも実感を伴う希望だった。

 

3人が大好きな「NEWS」を生きる場所として選んでくれたこと。

たった一つのその事実が、ただただ嬉しかった。

 

 

先月号のレタスクラブの連載で、小山さんは『「小山慶一郎です」というより、「NEWSの小山慶一郎です」と名乗るときの方が幸せを感じる』と話している。

 

自担からその言葉が聞けるって、本当に担当冥利に尽きる。

その上いつも「なんでそんなに・・・?」って思うぐらい、こちら側に心を寄せてくれて。

もう、小山慶一郎ってなんなの。

考えれば考えるほど、小山慶一郎という人を見つけられて幸せだなぁと実感する。

 

 

でもそれと同時に、ファンも慶ちゃんの幸せを心から願ってるということを知っていてほしいなとも思う。

慶ちゃんが「NEWSの小山慶一郎」として幸せでいることも、「小山慶一郎」として温かくて優しい場所にいることも、どちらも私にとっての幸せでもある。

 

 

慶ちゃんが出来るだけたくさん笑顔でいられますように。

出来ることならこの先も末永く、その笑顔を見ていられますように。

 

 

ままならない毎日でも、遠くで決して触れることの出来ない大好きな人を想いながら、そんな風に願える時間を、その喜びを私に与えてくれて本当にありがとう。

 

 

1年越しに直接おめでとうを言えるはずだった今日。

今年も見えないものに阻まれて、そのチャンスを手放した。

それでもこうして今日をまたお祝い出来ることに目いっぱい感謝したい。

 

そう思えるのは「心は元気に」って寄り添い続けてくれた君がいたから。

いつもふわりと柔らかい想いを届けて支えてくれるから。

慶ちゃんがいてくれて、本当に良かった。

慶ちゃんがいるから、NEWSがいるから、私は今日もここにいる。

 

慶ちゃん、37歳のお誕生日おめでとう。

去年よりも一昨年よりもずっと、小山慶一郎という人が大好きです。

 

おしまい。

加藤シゲアキが私にとっての最適解を繰り出したハナシ。

「ジャニーズ辞めて、○○一本でいけばいいのに」

 

V6ファンとして生きてきた20数年。

外野からのこの言葉に、何度となく泣かされてきた。

本人のこれまでの歩みが軽視されるようで悔しくて・・・いや、違うな。

何よりも私が“アイドル”として応援していることが間違いと言われているようで悲しくて、「本人にとっての幸せは、本当はどちらにあるんだろうか」と時に不安にもなった。

 

「ジャニーズ」という場所で「アイドル」として生きる人たちは、所謂“歌って踊る”アイドルの本筋以外の仕事で頭角を現し世間一般(外野)に認められた時、それに呼応するようにその基板であるはずの「ジャニーズ」や「アイドル」を軽視されがちな希有な人種に思える。

普通であれば、一人の人間が素晴らしい成果をあげた時、そのベースになる場所やこれまで歩んできた軌跡も含めて評価されるものだ。

しかしそれがジャニーズ所属のアイドルには適用されないことが多い。

 

「ジャニーズなんかにいないで」「アイドルなんか辞めて」

 

そこにおそらく悪意はない。

ただその人の功績を最大限に称え、その人の今後に大いに期待する言葉。

例えばそれが役者としてなら、「役者として更に活躍する姿をもっと見たいから、アイドルに割いている時間も役者をやってくれ!それぐらいあなたの芝居は素晴らしい!!」という最大級の賛辞なのだと思う。

 

言いたいことはわかる。(いや、わからないけど)

だからこそ、ファンにとってこの言葉はとても痛い。

 

若い頃の私は「でもジャニーズやったからここまで来れたんやん!」「両方出来るんやから、両方やればいいやん!」と、盛大に自分のエゴも含めて鼻息を荒くしていた。

大人になった今はそれと同時に「もし本人がその道を極めるために、ジャニーズなりアイドルなりであることが妨げになるなら、どうか自分の思った道を選び取ってほしい」という想いもあって、少々厄介になったりはしている。

 

 

そして、本題。

NEWSの加藤シゲアキが出した最適解について。

 

先日彼の著書「オルタネート」が見事吉川英治文学新人賞を受賞した。

作家デビュー10年目にして、彼が地道に重ねてきた努力が見事に大きな花を咲かせたのだ。

 

思いがけずラフないでたちで金屏風の前に現れ、それでもなかなかに緊張した面持ちで受賞の喜びや作品、作家業への想いを語る様子をライブ配信で見ていると「あぁ、なんという特別な瞬間に立ち会っているんだろうか・・・いや、しかし顔が良すぎてフィクションに見えてしまう」とNEWSファンとして感慨深くもあり、まるでドラマの1シーンを見ているような非現実感もある不思議な時間を過ごした。

 

そして後の質疑応答で、クレバーかつ人間味溢れる言葉で返答していく姿に惚れ惚れしていたところ、最後の質問者の名前を聞いて度肝を抜かれる。

「いらっしゃったのね・・・」と驚きつつ、一気に芸能色の強くなった空気になぜか居心地の悪さを感じながらソワソワとその質問に耳を傾ける。

 

「これから作家としての時間と、アイドル、NEWSの加藤シゲアキとしての時間、どちらかに重きを置かれるようになっていかれるんでしょうか」

 

あぁ、来たなと思った。

質問者ご本人がどちらの方向の答えを引き出したくてぶつけた質問なのかは分からないし、そもそも「答えを引き出す」という感覚を私が持っていることが逆に思考が偏っていることの現れなのかもしれない。

ただ、それまでの彼の言葉を聞いていれば、その場で「これからは作家としての時間を充実させたいので、タレント活動の時間は減らしたいです」と簡単に宣言するとは考えにくく、何かある方向への答えを誘導されているような感覚を抱いてしまったのは事実だ。

そもそも文学賞の受賞会見という場においては、やはり少し毛色の違う質問だったのではとも思う。

そんな風にオタクがヤキモキしているのをよそに、彼はこう話し始めた。

 

「よくそう言った質問をいただくんですが、まぁ二足のわらじという表現もされるんですが。僕は11の頃からジャニーズに入って、ジャニーズのタレントって最初の頃からかなりマルチにいろんなことをやるんですよね」

 

それな。

ほんまに、それな。

 

もうここからの私は、彼の言葉の一つ一つに「それな」を返してしまうぐらいの想いで、気付けば吸い込まれるように画面を見つめ一言も聞き逃すまいと耳をそばだてていた。

 

「歌って踊るだけではなくて、バラエティーに出たりお芝居をしたり。“これ”というはっきりとした・・・なんていうんですかね、専業みたいな感覚は僕自身の中にはなかったんです。なんでもやることが出来るのがジャニーズのタレントなんだなぁと」

「今までときっと変わらずに、歌って踊る日があって、お芝居する日があって、書く日があるだけだと思ってます」

「スケジュール的には、グループのお仕事やタレント活動の空いてる時間に書くもの、小説を書くために休みをくれと言ったことはこれまでもないので、まぁこれから先もそうなるんじゃないかなと思ってます」

 

こんなにも言ってほしかった答えを自分自身の言葉で伝えてくれることってあるんだろうか。

思わず天を仰ぎたくなるほど、彼の出した答えは私にとっての最適解だった。

(結果的に、そぐわないのではと思った質問に対しての答えに、こんなにも感銘を受けてしまったので、なんだかなぁと複雑・・・)

 

アイドルの仕事と作家の仕事、アイドルの自分と作家の自分。

そこに特別な境界線はない。

それを実に淡々とフラットに、これまでの状況を振り返り、同時にこれから歩むであろう時間をなぞるように話すその姿は、私にはとても自然に届き「ファンが“アイドル”であることを強いているのでは」という恐れさえも拭い去ってくれるようだった。

そして何より今回この栄誉を得て、これからより繰り返されることになるはずだった「本業・副業」論争(そんな大層な・・・)に、今自身のスタンスをはっきりと提示したことで、先手を打って答えた形になったようにも思える。

 

いつだったか井ノ原くんが「アイドルは何をしてもいいし、何でも出来る人」と言っていた言葉がとても印象的で記憶に残っている。

それは私がジャニーズの人たちに対して抱いているイメージをそのまま言語化したような言葉だった。

“歌って踊る”は確かに彼らの大切な基盤ではあるが、それ以上に“幅広く色々なことをやる”ことがジャニーズの、アイドルの一つの定義なのではないかと私は思っている。

そしてその中にあるどの仕事も彼らにとって「副業」ではなく、歌やダンスと同列の「本業の1つ」なのだ。

 

私はファンとして応援する中で、彼らが演技の仕事で、バラエティーで、そして作家業で、それぞれの場所にプロとして立つためにどれだけ努力を積み重ねているかを、その姿を通して垣間見てきている。

だからこそ「ジャニーズやめて○○一本でやれば」という言葉の裏にある、「専業でないなら本業ではない」ようなニュアンスに、どうしても引っかかりを覚えてしまうのかもしれない。

 

 

翌日のスポーツ紙はどれも大きく彼の文学賞受賞を取り上げていた。

どの紙面にも「二足のわらじ」ではなく「二刀流」という文字が記されていることが印象的だった。

「両立が難しいものを両立している」ところでは収まらず、「共に武器として戦える能力を有している」という世間の目の変化なのかなと思うと、とても胸が熱くなった。

彼が体現してきた“仕事”へのスタンスは、その努力や才能と共に確実に“外野”にも届き始めているのかもしれない。

 

 

それでも。

いつかもしたくさんある仕事のどれかに専念する道を選ぶとしても、それはそれで素晴らしい。今の場所にいることがその足枷になるなら離れる決断も正解だと思う。

アイドルだから、ジャニーズだからとかは関係なく、一人の人間を推すファンとしてその大前提だけは忘れないようにしたい。

 

ただ、加藤シゲアキというアイドルがあの場所で示してくれた在り方は、アイドルを応援するいちオタクにとってとても鮮烈で熱い大切な時間になった。

ありがとう、シゲ加藤。

そして、オリゴ糖。(分かる人にしかわからんやつ) 

 

 

はい。あまりにも大切だったので、こんなに長々と書いてしまいましたとさ。

 

おしまい。

 

自担ってなんだ。グループってなんだ。というハナシ。

なんとなく思い出したことがあるので、暇にかまけて書き出してみる。

本当にどうでもいい雑記なので、時間が有り余ってる人以外は読まない方がいいですよ。(笑)

 

 

 

それは去年のこと。

ジャニーズ事務所所属のアーティスト15組75名が集結しリリースされたチャリティーソングsmileにまつわる諸々。

 

出来上がった作品は非常に素晴らしく、アイドルである彼らだからこそ届けることの出来るメッセージが胸に迫る、本当にいい曲だった。

75名一人一人のレコーディング映像が詰め込まれた特典も、普段見ることの出来ない表情を垣間見ることが出来てウキウキした。

おまけにこの作品を手にすることで、ジャニーズ事務所を通して日々頑張ってくださっている医療従事者の方へ、個人としては微力ながらも感謝を届けることが出来る。

本当に素晴らしいプロジェクトである。

 

 

だけど。

個人的に“NEWSファン”という立ち位置である私には、別の意味でも思い出深い作品となっている。

 

NEWSはこの曲の先行配信を前に、4人から3人になった。

しかし、そもそもこのプロジェクトに参加しているのは3人だけだ。

(その経緯についてここでは割愛する。)

 

 

「NEWSはトニトニに3人で参加する」

 

それを知った時、私は正直自分がどうすればいいか分からなかった。

私は小山担だ。

おまけに掛け持ちグループであるV6も嵐もプロジェクトに参加している。

自分の担当は全員参加するし、チャリティーの趣旨にも大いに賛同しているのだから、本来であれば買わないという選択肢は0のはず。

なのに、即決で「ほしい」と思えなかった。

 

 

NEWSが1人欠けた状態で参加した作品が世に出てしまう。

リリースされるということは、それがこの先も現実として存在し続けるということ。

 

そのことが、私にとってはなんだかとても受け入れがたかった。

 

 

「NEWSは4人」と信じていた当時の私にとって、グループとして不完全な形のまま「NEWS」としてこのプロジェクトへの参加を決めた3人のことを、どう受け止めればいいのか分からない。

 

おまけにこの作品は6月に先行配信された後、2ヶ月後の8月にCDでリリースというロングスパンのプロジェクトだ。

彼がいつか必ず戻ってくると信じて疑いもしなかった当時、「彼が戻ってきても、トニトニに関しては3人だけで動くの?私はそれをどういう気持ちで見ればいいの?」という戸惑いも大きかった。

 

 

NEWSは4人なのに。

 

”3人”で”NEWS”として出来上がった作品を、私はどういう想いで手にして耳を傾ければいいんだろう。

何より、なぜ3人はそれを受け入れられるんだろう。 

”この決断をしたことで、この先4人にもどった時、グループとして歪な形になってしまうのでは・・・“という漠然とした不安が頭を過った。

 

後にプロジェクト参加への経緯を他のグループの方が語ったものを聞くと、事務所としてはあくまでチャリティーなので趣旨に賛同し参加するかどうかを個人としてまず確認された、とのことだった。

今考えれば至極真っ当なことで、取り組みに対してとても誠実な経緯だなと思う。

 

ただ当時の私にはとにかく「グループとして参加するのに、3人だけ」という状況がどうしても引っかかった。

正直なことを言うと、「私はこの決断をした3人を、今後どう応援していいかわからない。」というところまで来ていた。

 

 

その後事態はめまぐるしく動く。

 

私は迷いながらもCDを予約した。

結果的にCDが届く頃にはNEWSは3人で再スタートを切っており、私は3人のNEWSを応援するファンになっていた。

後に加藤さんが、幼少期に大阪で阪神大震災を経験し、当事者としてJ-FRIENDSに勇気をもらった自分が、ジャニーズの一員としてチャリティーに参加することへの想いを話しているのを聞いて、彼らがこのプロジェクトに参加出来て良かったと、勝手だけれど心からそう思った。

 

 

なぜ今こんなことを思い出したかと言うと、私にとって「グループ」と「自担」って何だろうとふと思ったからである。

 

NEWSにしろ、V6にしろ、私は完全に自担先行型のオタクだ。

自担にまず興味を持って個人の沼に落ち、その後グループそのものを好きになる。

 

だから普通に考えれば、トニトニの件に関したって自担がいればそれでいいはずなのだ。

 

でも実際は違った。

「自担がいる。」

それだけでは納得させられない部分が、私の心の中にはあった。

 

自担とメンバーがいて、その輪の中に存在している自担が好き。

グループとメンバーを内包している自担だからこそ好き。

 

 

私の「自担が好き」という想いの中には、絶対的に『グループ』が存在しているのだ。

 

これを言ってしまうと、「1人の人間」としての自担には愛がないように思われるかもしれないのだけれど・・・うーん、まぁ、突き詰めればそういうことなのかな。わからん。(爆)

 

 

私は森田剛という人がもう20年以上好きだ。

彼の歌やダンス、芝居が好きだし、そこに乗せる想いが好きだ。

一人の人として彼の考え方も、彼の発する言葉もその多くを愛している。

 

でも常々、もし彼がグループを離れて一人でやっていく決意をした時、私は今と同じ熱量で彼を好きでいられるか、彼をそのまま追い続けられるかについては、正直あまり自信がないなと感じてきた。

 

彼を一人の人間として好きで応援する気持ちと同じぐらい、彼がメンバーと一緒にいる時の顔が、メンバーの輪の中にいる彼が、彼を通して見るメンバーやグループが好きで、何物にも代えがたいぐらいに大切なのだ。

 

それは小山さんに関しても同じ。

私は「V6の森田剛」が、「NEWSの小山慶一郎」が、好きだ。

 

 

ある人から見れば、それはただジャニーズの、グループの、”ブランド”を好きなだけで、本人自身を本当に愛してるわけじゃないと見えるのかもしれない。

実際、そういう言葉も少なからず目にしてきた。

 

でも、ジャニーズやグループというブランドは、今の彼らを作ってきたとても大きくて重要なパーツの一つだ。

少なくとも私の大好きな自担たちは、その“ブランド”に根付いたエンターテイメントに対する理念や想いをとても大切にしている。

そして、その想いを大事に抱えながら常に高みを目指して輝き続けている。

 

それって、すごく尊いことじゃない?

彼らが纏う“ブランド”に価値を見出すって、そんなに軽んじられること?

 

去年から色々なものを見聞きして、よくそんなことを考えている。

色々なものを見聞きした上で、私はやっぱり何を言われたってジャニーズで、グループにいる自担が好きだ。

そこをホームとして大切にする彼らの在り方が好きだ。

 

だけど彼らだって人間だから、もしかしたら今後別の道を選ぶかもしれない。

当たり前だけれど、私にそれをどうこういう権利は全くない。

その選択も決断も意思もすべて彼ら本人だけのものだし、同じようにそれに伴う私の選択や決断もすべて私だけのものだ。

 

だからこそ、私は今がすごく大切だ。

 

私が望む場所を、彼らも同じように望んで選択して、生きてくれているから。

グループという場所に自担を存在させてくれるメンバーがいるから。

その場所を生み出して、ここまで育ててくれた人たちがいたから。

 

今あるそれは、たくさんの奇跡の積み重ねみたいなもの。

「V6の森田剛」も「NEWSの小山慶一郎」も、二人を好きでいられることも、当たり前じゃない。

 

 だからやっぱり。

私は、ジャニーズの、V6の、NEWSの、自担が好きです。

 

 

おわり。

(なんのこっちゃ)

 

「心は元気に」あるためのとりとめのないハナシ。

のんきに寝て起きたら、自担がコロナに感染していた。

そんな朝を迎えるなんて思ってもみなかった。

やっと1日目が終わる。とにかく今思っていることを、いつものごとくポエミーに書き殴って整理します・・・。

 

 

どうしたって考えては心配してしまうので、出来るだけいつも通りに・・・と今週の小山さんのソロラジオを聞きながらウォーキングに出た。

 

ステイホーム期間中もこうして小山さんの声を聞きながら歩く時間が、心をふわっと緩めてくれる大切な時間だったなぁと思い出したりする。

今年はラジオから聞こえてくる小山さんの声に、ウェブで届けてくれる小山さんの言葉に、本当にずっと支えてもらってきた。

コロコロと楽しそうに笑う声に思わず一緒に笑顔になってしまう。

どんな時も変わらずに笑っていてくれることが、何より幸せで救いだった。

 

 

ラジオの最後「お知らせ、たくさんあります」と弾む声に続いた本当にたくさんのNEWSからのお知らせ。

 

「なんか期待しかないんだ。なんで期待出来るかって、みんながこれだけ応援してくれるから。ほんとにね、ありがとね。幸せにしますよ」

 

そう続く彼の声が本当に幸せそうで、思わず涙がこみ上げてきた。

自然と下がりそうになる視線を無理矢理上に向ける。

今、ファンは下を向いてる場合じゃない。

 

 

小山さん、加藤さんの感染を知らせる事務所からの文書で、同時に12月に予定されていた配信ライブの中止が発表された。

これについては「ひとまず延期という形にしてくれても・・・」という気持ちがないでもない。ただ、延期という形で先延ばしにするより、一旦これに関する動きを止めることで、他の早急に対処すべきことに手を回すという判断な気もするので、今はしょうがないけどいつか絶対に・・・と願うしかない。

 

NEWSとNEWSファンが幸せになるはずのたくさんのお知らせを、今後どれぐらい実現出来るのか。今は全くわからない。

ファンとしてそれは確かに悲しい。

 

 

でもそれよりも何よりも、3人にとってその現実がどれだけ辛く悔しいかを想像すると、身が引き裂かれそうなほど辛い。

 

最近出たどの雑誌でも、それぞれのラジオでも、ウェブでも、3人が本当に嬉しそうに話すのを見てきたから。

この12月にどれだけの想いを傾けてきたか、知っているから。

 

特にSTORYについては、ファンとして心待ちにしていた4部作の締めくくりで、それを色々あった2020年のうちに実施してくれる嬉しさはもちろん大きかった。

だけどそれ以上に、「3人が想いを遂げて、また新たな気持ちで前に進めるように・・・」という願いが、私がSTORYの完結を心待ちにしていた理由の大切な1つだ。

 

「STORYを完結させて、NEW STORYを描き始めよう」

それはNEWSとNEWSファンが大切に抱きしめる願いであり約束。

 

だからこそ、今この瞬間3人がどんな気持ちでいるのかを考えると胸が痛い。

 

本当に大切な約束だけど、3人が大切にしてきたものを傷つけてしまうかもしれないけれど、それでも今は「そんなこと、どうでもいいんだよ」って伝えたい。

 

慶ちゃんが、シゲちゃんが元気でいてくれること以上に、大切なことなんてないよ。

まっすーが2人に挟まれてにこにこ笑っていてくれなきゃ、意味がないんだよ。

どうかみんなの幸せな約束が負担になっていませんように・・・。

 

何よりもファンのことを考え続けてくれる3人だから、それがとても心配で苦しい。

 

 

これまでもこれからも、

NEWSを守ってくれた3人と一緒だから。

NEWSファンでいたいという願いを叶えてくれた3人が一緒だから。

 

いつからだって、どこからだって、もう一度歩き出せる。

STORYをまた紡ぐことは必ず出来るって、私たちはちゃんと知ってるよ。

 

だから安心してほしい。心配することなんて、何ひとつない。

NEWSファンは、大丈夫。

 

それだけを、どうしても今NEWSの3人に伝えたい。

 届いてほしい。

そう、強く願っている。

 

 

慶ちゃん、シゲちゃん、ゆっくり休んで早く元気になってね。

まっすーも無理はしないで、この機会に体も心も休めてね。

 

 

次会う時はきっと笑顔で。

 

そのためにも今はただ、心は元気に。

 

 

おわり。

4人と、3人と、わたしのハナシ。

どうも、僕です。

 

お気持ち表明しがちな、ただのヲタクです。

ここに書くことで自分なりの気持ちを確認してるところがあるので、許してくれ。

許してくれなくても書くけど。

 

前回、HAPPY LIVEを視聴した直後に溜め置けなくなった気持ちを書き殴りました。

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3人の姿を見て、感じた事を率直に。

私はテゴちゃんにNEWSを選んでほしかったし、何より3人を選んでほしかった。

3人が、彼の場所はここだと示しているように感じたから、3人の幸せと、テゴちゃんの幸せが、NEWSという場所にあることを心から願った。

 

まさか、翌日に結果を突き付けられるとは思いもせずに。

 

 

 

彼の脱退、退所を知った瞬間に、私の中の「NEWSの手越祐也」と「4人のNEWS」は永遠になった。

私は4人のNEWSが好きだった。

 

元より、私は4人のNEWSしか知らないのだけれど、だからこそ、色々な出来事の中で4人が守ってきたNEWSに出会えたことは、私にとって宝物だ。

4人のハーモニーの中で聴こえてくる、どこまでだって羽ばたいて行けそうな手越さんの突き抜けるような歌声が大好きだった。

4人で顔を見合わせて大笑いしてる時の手越さんの屈託のない笑顔が大好きだった。

3人が手越さんに向けるやわらかい表情が大好きだった。

 

私が見てきた4人の時間は、どこを切り取っても温かくて、優しくて、楽しくて、キラキラと幸福感に満ちている。

 

だからこそ、私はあの日終わりにした。

私の中の「4人のNEWS」が褪せたり、誰かの想いや言動で上書きされたり、汚されたりしないように。

「4人のNEWS」も「NEWSの手越祐也」も綺麗なまま、大切に箱の中にいれてしっかり蓋を閉じた。

 

そしてそれからは、完全に「3人のNEWS」のファンになった。

 

発表後、繰り返しHAPPY LIVEを見返した。

ブログを書き殴った時には見えなかった景色が見えた気がした。(実際電波状況が悪くて、初見はクルクルしっぱなしでほぼほぼ見れなかったのだが…)

まっすーは旅立つ誰かを送り出すように見えたし、慶ちゃんは3人でステージに立つことへの覚悟と手ごたえを感じたように、シゲちゃんは葛藤しつつももう前を見据えているように見えた。

 

それから突然始まった3人のNEWSは、想像を遥かに超えてスピーディーにスタートを切る。

 

まずMステのWA企画。

元々ここで回ってくることが決まっていたのだろうが、3人が現状をちょっとネタにしつつも明るく優しく届けてくれたVTRは、少なからず抱いていた不安や心配をさっと拭い去ってくれた。

 

そしてNEWS STORY SHOW。

「詳細は決定次第」と言いつつ、何の詳細も教えてくれないままにドーンと投げつけられた3人の楽しい動画。(そういうとこだぞ、ファミクラ!いいぞ!!このうっかりさん!!)

本人たちだって、戸惑いや葛藤はあっただろう。変わってしまうことへの不安も。

それでも動画の中で、画面のこちら側のファンに精一杯今の3人とこれからの3人を届けようとしてくれる姿を見ていたら、自然と「この人たちは、もう完全に3人で前を向いて歩きだしてるんだな」と感じられた。

あの日から「3人は大丈夫だろうか…」と心配ばかりしていた自分が恥ずかしくなるほどに、頼もしく力強い、最高に格好いいNEWSだった。

 

3人それぞれのラジオも、バラダンも、ジャニウェブも、どれをとっても彼らの言葉は「3人のNEWS」への確固たる意志と強い想いに溢れていたし、何よりそれをバックアップし、サポートしてくれるジャニーズ事務所を始めとした関係各所のみなさんの想いも強く感じた。

 

時期を同じくして発売されたTVガイドAlphaのコヤシゲ1万字インタビューでは、私が思っていたより早い段階から3人が未来を見据えて着実に準備し、歩き始めていたことも伺えた。そしてそこには必ず「ファン」を温かく包み込んでくれる想いがあったことも。

 

今、私は3人のNEWSに何の不安も心配も抱いていない。

 

それどころか、ぐっと大人っぽく、男っぽく、格好よくなったNEWSに「あんなこともしてほしい」「こんなことも出来るかも」と溢れる期待を抑えきれず、自分でも笑っちゃうほどに日々ワクワクふわふわしっぱなしだ。

シゲちゃんは荒野かもしれないと言っていたけど、私にはもう明るい未来しか見えていない。NEWSがいる場所も、これから向かう場所も、見渡す限りまるっと温かい光に溢れている。

そしてそれは確かに、3人が3人の力で示してくれた未来だ。

 

 

だから。

どうか3人を巻き込まないでほしい。

“ファン”が彼らを闇へと引き込まないでほしい。

 

 

こんな言い方はきっと誰かを傷つけるし、誰かを怒らせるだろう。

でも、紛れもない本心だ。

 

 

4人のNEWSが最高だったことは私だって知っている。

それが永遠に続くことがベストだったかもしれない。

突然失くしてしまった戸惑いと喪失感で、急に立ち直れない、立ち上がれない気持ちも理解できる。

自分が描く理想と現状にギャップがあればあるほど、そのすり合わせをするには時間がかかるだろう。

 

だけど。

だからって、3人が現状で示している意思をなぎ倒して、憶測で軽んじたり蔑ろにされるのは絶対に違う。

色々な想いがあって、考えがあって、理想がある。それを言葉にして公開する自由だってある。

でもやっぱり、あんなにしっかりとファンの手を引いて明るい方へ導こうとしてくれる3人の想いを、“ファン”という立場から無にする言葉を目にするのは、私はすごく悲しい。

そんな言葉が今の3人のもとへ届いてしまうのは絶対に嫌だ。

 

過保護かもしれないし、そんなだからダメなんだって思われるかもしれない。

(何がダメなのかわからないけど。爆)

私が長々と話していることだって「憶測だろ」って言われて終わるのかもしれない。

 

でも単純に今目に見える現状を並べたら「別の場所で別の道を歩き始めた1人」と「元からの場所を守りながら共に歩き始めた3人」というだけだ。

 

今選ぶものが「ジャニーズ」でも「NEWS」でもないから外で戦うことを決めた手越さんと、今選ぶものが「ジャニーズ」で「NEWS」だったから残って守ることを決めた小山さん、増田さん、加藤さん。

 

 

それだけは、覆しようのない現実だ。

 

 

「外に出て戦う」と決めた志が尊いなら、「中で守り続ける」という決意だって等しく尊い

今大切にしたいものの優先順位が違っただけで、どちらも前を向いて進んでいることに変わりはない。

それを比較して優劣を付けることに、意味なんてあるだろうか。

 

 

自担も、グループの中の人も、ファンも、当たり前だけどみんな別々の人間で、考えや目指すものがぴったり合致することなんてきっと奇跡だと思う。

 

私は今自分の目の前にあるそんな奇跡を大切にしたい。

それと同時にもしいつかそこに齟齬が生じた時は、自分の理想を言葉の刃にして誰かの大切な意思と決断に突き立てるようなことは絶対にしたくない。

 

 

メンバーもファンも誰も、刃を抱く痛みなんて感じることなく、ただ大切な人を想う柔らかい気持ちで寄り添って進める時が、いつか来たらいいなと思う。

 

まだどちらも歩き始めたばかりだ。

未来はまだまだずっと先まで続いている。

どちらにとってもこの決断が「正解だった」と、心から笑えるように。

ファンがその未来への道のりを優しく灯し続ける光であり続けられますように。

 

 

 

手越さん、あなたはあなたが選んだ道で精いっぱい幸せになって、幸せにしてあげてください。

 

慶ちゃん、まっすー、シゲちゃん、これからも共に歩める幸せをありがとう。これまでもこれからも大好きです。

 

 

 

おわり。

これまでのこと。これからのこと。

きっと気分を害する方もいると思うので、先に謝っておきます。ごめんなさい。

でももう溜めとくのもあれなんで、全部言います。

 

 

手越くんは、今日の配信を見ただろうか。

見ていてほしい。

見た上で、3人の想いをまっすぐに感じてほしい。

 

色んな立場、色んな見方。

当たり前だけれど、ファンの中にもさまざまな考えや想いがある。

悲しい、寂しい、つらい。

自担の姿を見られない時間や、自担のいないグループを目にすること、それをどこにもぶつけられないやり場のない苦しさは、普通よりは理解出来るつもりだ。

それでも「誰か」や「何か」を批判して、言葉の刃を突き付けて、何とかしろと激しい言葉で訴えることには違和感しかなかった。

それが個人であれ、組織であれ。

 

 

私にとっては、3人が出したコメントが全てだ。

「僕らなりに彼を守ってきた」「あらゆる想いが、彼に届くことを祈っています」「自分で気づき、自分の力でなきゃ絶対に意味がない」

 

3人とも途方に暮れてる。

初めて読んだ時、直感的に感じたのはそれだった。

一番近くで彼を見て、彼と言葉を交わしてきた彼らがこんな言葉を公式に発するのだから、状況はそれなりに厳しいのだろうと。

 

意思疎通がはかれない。言葉も想いも届かない。

こちらとあちらを隔てる境界に彼のどんな想いや信念があるのかは、本人の言葉が届かない状況では私にはわからない。

でも、共に歩んできたメンバーの言葉よりも彼にとってそれが大切だからこそ、今なおこんな状態が続いているんだろうと思う。

 

 

私が見てきたテゴちゃんは、メンバーが大好きで、NEWSというグループもファンも心から愛していた。なんなら、私はNEWSファンとして、テゴちゃんに愛されている自覚があった。(唐突に気持ち悪くてごめん)

 

だからこそ、そんなテゴちゃんに、そんな3人に、これまでに感じたことがないほどの戸惑いを抱いた。

テゴちゃんが見ている景色が見えない。望んでいる未来が理解できない。愛されている実感が泡のように消えていく。(気持ち悪くてごめ…)

彼がNEWSであり続けることを望んでいいのかすらわからない。

 

そんな状況の中で、唯一の光だったのは「NEWSを守る」とはっきり言葉にしてくれた3人の一貫した想いだった。

 

 

申し訳ないけれど、私は彼の行動をどういった側面からも擁護出来ないし、事務所の措置も妥当だと思っている。(その理由を書くと長くなるので、今日は割愛する。)

だから私は「3人が望むNEWSを、それがどんな形であれ応援しついて行く」と決めた。

 

3人はそれぞれの形で、NEWSとファンが歩む道が途切れないように、寄り添って、時には先に立って、これまでと変わらずに導いてくれている。

ファンの想いと現状に板挟みになっているのではないかと、心の中のモンペヲタクが暴れ出しそうになるほど懸命に。

 

 

配信ライブのステージに3人で立つ。

 

それがパフォーマンス面でも、精神面でもどれだけ大変な事かは、素人目に見ても明白だ。

それでも彼らは、そこに「NEWS」として立つことを決めた。

彼らが決めたことだから、私は心から楽しむ。それだけ。

でもきっと、彼らが今目指す方向性が示されるだろうなという心のざわつきもあった。

 

奇しくも配信前日に更新されたRING。

シゲちゃんは進んでいく先に予期する景色を「荒野」という言葉に乗せた。

状況は変わらず。まだ、想いは彼に届いていない。

個人的にはそう受け取った。

 

 

そして、配信。

電波が悪くて止まったり途切れたりの最悪の状況。

そんな中で目の当たりにしたのは、彼のパートを他の誰かの声で埋めない選択をした3人の姿だった。

 

 

予想外だった。

メンバーにしか表現することが出来ない、メンバーにしか発信することが出来ない、彼へのメッセージ。

歌で、言葉で、あんなにたくさんのメッセージと想いを届けてきたNEWSが、歌にも言葉にも乗せずに届けたい想い。

それは、この世でたった一人。あの場所に立っているべき彼だけに、届くはずと願いを込めた想い。

 

 

悔しいな。本当に悔しい。

なんで届かないの。

ファンの想いなんてどうでもいい。一番最後でいい。

誰でもない、この世にたった3人しかいないメンバーがこんなに待ってるのに。

 

 

改めて思う。

私はこの件に関して、単純に手越くん自身の問題だと思う。

事務所を批判する人、「返してくれ」と訴える人。

私はやっぱり理解出来ない。

 

3人がこんなにはっきりと「自分たちが考える彼の居場所はここだ」と示している。

それをこうして配信という形で、多くの人の目に届けている。

選択をするのは、本人でしかない。

それは当初から一貫していることだ。

 

彼がいなければ寂しいのなら、彼にNEWSで歌い続けてほしいのなら、彼がいなければNEWSじゃないのなら、本人にその想いを届けるしかない。

 

事務所を攻撃することで生まれるのは、対立だけだ。

それは彼がどんな未来を選ぶとしても、きっと深い禍根を残す。

彼の幸せを願って、彼が幸せであるための居場所がNEWSだと思うのであれば、なおのこと、対立ではない方法を目指す方が賢明なのではないか。

ファンに出来ることは、ファンにしか届けることが出来ない想いを、彼自身に届けることしかない。

 

私は、彼の才能や彼のパフォーマンスをこれからも見たい。出来ればNEWSとして。

3人と一緒に大口開けて笑う姿を見て、一緒に目一杯笑いたい。

 

何より、慶ちゃんが、まっすーが、シゲちゃんが、それを願っていると分かったから、私は彼らと一緒にそれを待ちたい。

 

もう純粋じゃないかもしれない。打算かもしれない。

だって、どうしたって3人に幸せでいてほしいから。

だから、絶対に1人にも幸せでいてほしい。

「NEWS」という、同じ場所で。

 

 

手越くんは、今日の配信を見ただろうか。

見ていてほしい。

見た上で、3人の想いをまっすぐに感じてほしい。

ゆっくりでもいい。時間がかかってもいいから、答えを見つけてほしい。

 

 

待ってるよ。

それはもしかしたら、あなたの信念を捻じ曲げる事なのかもしれないけれど。

それでも、私は待ってる。

あなたの幸せはここにあるって、信じている。

 

 

おしまい。

今日、36歳になったばかりの君へ。

まさか、こんなことになるとは。

 

 

大切な人の誕生日祝いのブログの書き出しには、到底相応しくない書き出しで始めてしまった。

でも、本当に「まさか、こんなことになるとは」なのだ。

 

本当ならば今日は、大阪城ホールのきっと可もなく不可もない自分名義の席で、ステージに立つ「今日36歳になったばかりの自担」に精一杯目一杯おめでとうを伝えているはずだった。

そして、「今日36歳になったばかりの自担」は、ステージの上で会場中から一身に祝福のシャワーを浴びて、世界一、いや宇宙一幸せに輝いているはずだった。

 

 

そんな瞬間を想像しながら、祈るような気持ちで申し込みをした日。

緊張しすぎて当落メールをなかなか確認出来なかった事。

当選の二文字を見て、ビックリしすぎて手が震え、胃が痛くなった事。

 

小山担になってから去年までの3年は、毎回お誕生日公演の前後というニアミスで残念ながらお祝いにはご縁がなく、いつか直接おめでとうを伝える事が夢だった。

だから私にとっては「当選」そのものが夢みたいな出来事で、それだけでも両手から溢れるぐらいの幸せな時間だった。

 

 

「しょうがない」

 

その一言でまとめるには、とてもじゃないけどおさまりきらないたくさんの気持ち。

どこにもやり場がなくて、ぽろりぽろりと落としてはその真ん中でひっそりと途方に暮れていた。

 

そして、そんな行き場のなくなった気持ちを掬い上げて大切に包み込んでくれたのは、他の誰でもなく小山さん本人だった。

 

 

「今日は何してたー?」

 

直接話しかけるみたいな言葉で始まった文章。

もうその時点で完敗だった。

“好きだなぁ、この人のこと”理屈も説明も抜きに、ただ直感的にその言葉が口をついて出た。

直接声が聞こえなくても、たとえ一方通行でも、温度や気配を感じる言葉がそこには溢れていた。

 

 

「小山の誕生日は家でHappy Birthday歌ってね♪」

 

最後に綴られたその一言で、初めて「やっぱり直接お祝いしたかった」という正直な気持ちの感触を自分の手に取って確かめたような気がした。

残念だって、悲しいって思っていいんだ。

こんなギザギザでモヤモヤした気持ちも、慶ちゃんは分かってくれている。

 

 

“こんなに大変な時だし…”と固めて出てこないように閉ざしていた気持ちさえ、優しい光で包んでほどいてくれた。

 

悲しみも悔しさも全部ちゃんと味わったら、それまでの「夢みたいだった」時間がもっと大切に思えて、小山さんのこと好きでいることだけでやっぱりとても幸せだった。

 

それから今日まで小山さんは、ラジオで、ウェブで、たくさんの声と言葉で、いつも私たちに寄り添ってくれている。

何気ない一言にほっとして、いつも通りのふわふわした明るい声に心がゆるむ。

 

 

「みんなが健康で笑顔でいてくれたらそれでいいよ」

 

自分の誕生日のお願いとして話した言葉。

それは思い返してみれば、これまでずっと私が小山さんに願っていたことと同じだった。

 

会えないからこそ、顔が見えないからこそ、一方通行だからこそ、届いてほしい願いがたくさんあった。

ずっと自分の中にあった想いだから、小山さんが今それを一生懸命届けようとしてくれてることが、手で触れたように実感としてよくわかる。

それは少しくすぐったくて、とても温かい。

 

 

今日存在するはずだった空間と時間。

それは私にとっては本当に夢見て待ち望んでやっと飛び込んできた幸せだった。

でも、こんな大変で普通ではない状況だからこそ、なんだかいつもよりあちらから届く気持ちをより近くに感じることが出来ているのかもしれないと思っている。

それはそれで特別で、やっぱりとても幸せな事。

 

そう思えるのは間違いなく、小山さんが今とても強く優しくいてくれるからだ。

 

 

まさか、こんなことになるとはね。

慶ちゃん、いつの間にそんなに頼もしくなったの?

 

今日36歳になったばかりの自担に、そう言いたい。

 

 

好きになる事って、際限がないよ。

まさか、こんなことになるとはね。

 

今日36歳になったばかりの自担に、そう伝えたい。

 

 

私にとって大切だった日は、離れていても会えなくても変わりなくとても大切な日で、今年も今日しかない今日に、大好きな人を想えることは奇跡みたいに素敵な事だ。

 

 

慶ちゃん、36歳のお誕生日おめでとう。

NEWSとして、アイドルとして、歩き続けてくれてありがとう。

今日も明日もこの先もずっと、一緒に健康で笑顔でいようね。

きっと世界一、いや宇宙一、幸せになってね。

 

慶ちゃんの36歳が美しい彩に溢れる、素敵な1年でありますように。

 

 

おわり。