1人と、5人と、わたしのはなし。

V6やらNEWSやら、思うところをまとめるところ。

自担ってなんだ。グループってなんだ。というハナシ。

なんとなく思い出したことがあるので、暇にかまけて書き出してみる。

本当にどうでもいい雑記なので、時間が有り余ってる人以外は読まない方がいいですよ。(笑)

 

 

 

それは去年のこと。

ジャニーズ事務所所属のアーティスト15組75名が集結しリリースされたチャリティーソングsmileにまつわる諸々。

 

出来上がった作品は非常に素晴らしく、アイドルである彼らだからこそ届けることの出来るメッセージが胸に迫る、本当にいい曲だった。

75名一人一人のレコーディング映像が詰め込まれた特典も、普段見ることの出来ない表情を垣間見ることが出来てウキウキした。

おまけにこの作品を手にすることで、ジャニーズ事務所を通して日々頑張ってくださっている医療従事者の方へ、個人としては微力ながらも感謝を届けることが出来る。

本当に素晴らしいプロジェクトである。

 

 

だけど。

個人的に“NEWSファン”という立ち位置である私には、別の意味でも思い出深い作品となっている。

 

NEWSはこの曲の先行配信を前に、4人から3人になった。

しかし、そもそもこのプロジェクトに参加しているのは3人だけだ。

(その経緯についてここでは割愛する。)

 

 

「NEWSはトニトニに3人で参加する」

 

それを知った時、私は正直自分がどうすればいいか分からなかった。

私は小山担だ。

おまけに掛け持ちグループであるV6も嵐もプロジェクトに参加している。

自分の担当は全員参加するし、チャリティーの趣旨にも大いに賛同しているのだから、本来であれば買わないという選択肢は0のはず。

なのに、即決で「ほしい」と思えなかった。

 

 

NEWSが1人欠けた状態で参加した作品が世に出てしまう。

リリースされるということは、それがこの先も現実として存在し続けるということ。

 

そのことが、私にとってはなんだかとても受け入れがたかった。

 

 

「NEWSは4人」と信じていた当時の私にとって、グループとして不完全な形のまま「NEWS」としてこのプロジェクトへの参加を決めた3人のことを、どう受け止めればいいのか分からない。

 

おまけにこの作品は6月に先行配信された後、2ヶ月後の8月にCDでリリースというロングスパンのプロジェクトだ。

彼がいつか必ず戻ってくると信じて疑いもしなかった当時、「彼が戻ってきても、トニトニに関しては3人だけで動くの?私はそれをどういう気持ちで見ればいいの?」という戸惑いも大きかった。

 

 

NEWSは4人なのに。

 

”3人”で”NEWS”として出来上がった作品を、私はどういう想いで手にして耳を傾ければいいんだろう。

何より、なぜ3人はそれを受け入れられるんだろう。 

”この決断をしたことで、この先4人にもどった時、グループとして歪な形になってしまうのでは・・・“という漠然とした不安が頭を過った。

 

後にプロジェクト参加への経緯を他のグループの方が語ったものを聞くと、事務所としてはあくまでチャリティーなので趣旨に賛同し参加するかどうかを個人としてまず確認された、とのことだった。

今考えれば至極真っ当なことで、取り組みに対してとても誠実な経緯だなと思う。

 

ただ当時の私にはとにかく「グループとして参加するのに、3人だけ」という状況がどうしても引っかかった。

正直なことを言うと、「私はこの決断をした3人を、今後どう応援していいかわからない。」というところまで来ていた。

 

 

その後事態はめまぐるしく動く。

 

私は迷いながらもCDを予約した。

結果的にCDが届く頃にはNEWSは3人で再スタートを切っており、私は3人のNEWSを応援するファンになっていた。

後に加藤さんが、幼少期に大阪で阪神大震災を経験し、当事者としてJ-FRIENDSに勇気をもらった自分が、ジャニーズの一員としてチャリティーに参加することへの想いを話しているのを聞いて、彼らがこのプロジェクトに参加出来て良かったと、勝手だけれど心からそう思った。

 

 

なぜ今こんなことを思い出したかと言うと、私にとって「グループ」と「自担」って何だろうとふと思ったからである。

 

NEWSにしろ、V6にしろ、私は完全に自担先行型のオタクだ。

自担にまず興味を持って個人の沼に落ち、その後グループそのものを好きになる。

 

だから普通に考えれば、トニトニの件に関したって自担がいればそれでいいはずなのだ。

 

でも実際は違った。

「自担がいる。」

それだけでは納得させられない部分が、私の心の中にはあった。

 

自担とメンバーがいて、その輪の中に存在している自担が好き。

グループとメンバーを内包している自担だからこそ好き。

 

 

私の「自担が好き」という想いの中には、絶対的に『グループ』が存在しているのだ。

 

これを言ってしまうと、「1人の人間」としての自担には愛がないように思われるかもしれないのだけれど・・・うーん、まぁ、突き詰めればそういうことなのかな。わからん。(爆)

 

 

私は森田剛という人がもう20年以上好きだ。

彼の歌やダンス、芝居が好きだし、そこに乗せる想いが好きだ。

一人の人として彼の考え方も、彼の発する言葉もその多くを愛している。

 

でも常々、もし彼がグループを離れて一人でやっていく決意をした時、私は今と同じ熱量で彼を好きでいられるか、彼をそのまま追い続けられるかについては、正直あまり自信がないなと感じてきた。

 

彼を一人の人間として好きで応援する気持ちと同じぐらい、彼がメンバーと一緒にいる時の顔が、メンバーの輪の中にいる彼が、彼を通して見るメンバーやグループが好きで、何物にも代えがたいぐらいに大切なのだ。

 

それは小山さんに関しても同じ。

私は「V6の森田剛」が、「NEWSの小山慶一郎」が、好きだ。

 

 

ある人から見れば、それはただジャニーズの、グループの、”ブランド”を好きなだけで、本人自身を本当に愛してるわけじゃないと見えるのかもしれない。

実際、そういう言葉も少なからず目にしてきた。

 

でも、ジャニーズやグループというブランドは、今の彼らを作ってきたとても大きくて重要なパーツの一つだ。

少なくとも私の大好きな自担たちは、その“ブランド”に根付いたエンターテイメントに対する理念や想いをとても大切にしている。

そして、その想いを大事に抱えながら常に高みを目指して輝き続けている。

 

それって、すごく尊いことじゃない?

彼らが纏う“ブランド”に価値を見出すって、そんなに軽んじられること?

 

去年から色々なものを見聞きして、よくそんなことを考えている。

色々なものを見聞きした上で、私はやっぱり何を言われたってジャニーズで、グループにいる自担が好きだ。

そこをホームとして大切にする彼らの在り方が好きだ。

 

だけど彼らだって人間だから、もしかしたら今後別の道を選ぶかもしれない。

当たり前だけれど、私にそれをどうこういう権利は全くない。

その選択も決断も意思もすべて彼ら本人だけのものだし、同じようにそれに伴う私の選択や決断もすべて私だけのものだ。

 

だからこそ、私は今がすごく大切だ。

 

私が望む場所を、彼らも同じように望んで選択して、生きてくれているから。

グループという場所に自担を存在させてくれるメンバーがいるから。

その場所を生み出して、ここまで育ててくれた人たちがいたから。

 

今あるそれは、たくさんの奇跡の積み重ねみたいなもの。

「V6の森田剛」も「NEWSの小山慶一郎」も、二人を好きでいられることも、当たり前じゃない。

 

 だからやっぱり。

私は、ジャニーズの、V6の、NEWSの、自担が好きです。

 

 

おわり。

(なんのこっちゃ)