単刀直入に「グループに属しているアイドルのソロでの仕事」について、の話をします。
完全無欠のアイドルとはいえ、当たり前ですが体は1つしかない。
睡眠時間を削り、プライベートを削ったとて、出来る仕事の量に限界はあります。
「グループ」を優先すれば、おのずと「ソロ」にかける時間は削られる。
「ソロ」に時間を費やして自分の能力を伸ばそうとすれば、「グループ」での活動が制約される。
『アイドルグループ』に属している人が、個人として成長すればするだけ直面する問題です。
私は現在V6とNEWS、2つのグループの掛け持ちをしています。
それぞれの良さ、持ち味、性格があるので、グループどうしを比べることにはあまり意味がないと思っているし、比べること自体がそれぞれに対して失礼だと思っています。
ただ、20年以上見続けて来た分、どうしてもV6の歴史を通して今のNEWSを見てしまうところがあります。ごめんなさい。
今回はあえて、比べることで私の考えを書きます。
まず、私がNEWSを好きになって一番驚いたこと。
それは「ファンの人たちが、めちゃくちゃ意見を物申してる」ということでした。
それだけファンをグループの一部として共に支えあいながら歩いてきたNEWSというグループの色が現れているとも言えるかもしれません。
私は本当にのほほんとヲタクしてきた人間なので、売上がどうとか、ランキングがどうとか、売れなきゃ次があるとかないとか、そういうまぁ言ってみれば内部事情みたいな部分まで考えたことがありませんでした。
個人的な考えで言えば、「この曲ほんとにカッコいいから、ファン以外の人にも聴いてほしいー!!」とか「この人たちのライブめちゃくちゃ楽しいから、一般の人にも広めたい!!」とか「うちの子たち、かわいいの!!見て!!!!」とか、外に向けた広報活動欲はあるんだけど、上記したような事情についてまでファンが入り込む必要があるのかなぁと思っていたりします。
たぶん、私は「ファン」ではあるけど、結局のところ根本的に「消費者」でしかないのかもしれません。
「良ければ買う」「納得すれば出す」そういう部分が大きい。
そちらの出方で、こちらも対応させていただきます。以上。というところが少なからずある。
あれ?ファンとか名乗ってていいのかな、私。ごめんね、これから消費者って自称するわ。
まぁ、そんなことはどうでもいい。話を戻します。
その物申される中でよく見かけるのが「ソロ仕事のグループへの還元問題」です。
単刀直入に言って、私はソロでの仕事が直接的にグループに何かしらのカタチを持って還元されなくてもいいと思っています。
例えばタイアップで新曲が出るとか、MCしてるからグループとして呼んでもらえるとか。
そうやってカタチになって返ってくることは、本当に素晴らしいことだと思う。ありがとう、外でお仕事した上にグループにまでって感謝しかない。
ただ、そうじゃない部分が全て意味がないかと言えば、決してそうではないと思っています。
ここから、私が見てきたV6を重ねていくことになりますのでご了承ください。
V6は今年24年。
ざっと見てそのうち半分ぐらいは、グループよりソロの仕事の方が比重が大きかったと言えるのではないかと思います。
確かに「Vコンやってくれー!」「6人が見たいー!!」と叫び続けてはいましたが(それは今も変わりませんが)、だからと言ってそれぞれのメンバーの仕事について「こちらはグループに還元されているからよし」「こちらは還元されないから、不要だ」なんて、私自身思ったこともないし、そういう風潮を周囲に感じたこともありませんでした。
理由なんて考えたこともないけれど、単純に個人がグループに属している以上、1人で仕事をしようが、外部で仕事をしようが、メンバーと一緒に仕事をしようが、「グループの一員」としてグループの名を背負い仕事をしていることに変わりないという意識が、根本にあったからなのかもしれません。
そして、これはそういう時代のV6を見てきて、現在のV6を体感しているからこそだけど、結局「個が力をつけていかないと、グループとしての成長はない」と実感している
ということがとても大きい。
これが、私がこのブログの中で一番言いたいことです。
この先は半分は愚痴に聞こえるかもしれません。
でも、どうしても書いておきたい。
ツイッターの140字ではとても言い切れない。まとめて全部言いたい。ので言います。
ただ、長くなったのでわけます。(笑)