10、20、30、、、40 ~君が君で 今いること~
もう数時間で、森田剛が40歳になる。
22年前、まだ10代だったごうくんを好きになった私も、ごうくんの20歳の誕生日をいまだに覚えているぐらい大切に祝った私も、20代最後の日に舞台に立つごうくんを観ていた私も、20周年を奇跡みたいだって思いながら見つめていた頃の私も。
ずっと昔の私も、ごく最近の私ですらも、ごうくんが「V6の森田剛」として40歳になる日を、「V6森田剛のファン」として迎える日がくるなんて、なんだか驚くほどに想像もしていなかった。
「V6の森田剛」として、年齢を重ね続けてくれること。
当たり前のような顔でそうあり続けてくれることが、本当は全然当たり前でないことは、私自身が大人になったからこそわかる。
彼は二次元じゃない。
画面上にその姿を見ていたって、オーディオを通して声を聴いていたって、その向こう側に存在しているのは、私たちと同じ「生身の人間」だ。
彼が通り過ぎ、積み重ねてきた時間は、だれかの創作物ではなく彼の人生そのもの。
人生は自由だ。誰に強制されるものでもない。
だからこれまでの時間の中で、彼が別の人生を歩む選択肢だってあったかもしれない。
ただ「続けたい」と願うだけで、勝手に続いていくほど簡単な道ではなかっただろう。
それでも彼は変わらずずっと、私の目に映る場所で「森田剛」として生きてくれている。
その事実は、嬉しいとか幸せとかそういう言葉だけでは言い表せなくて、なんだかとても胸を刺す。
そこに立ち続けて、そこにあり続ける彼の本心は、私には見えないから。
「私はこんなに幸せをもらってるのに、彼は幸せでいてくれるのか。彼も幸せであってほしい。」そう考えて、そう願っても、どれだけ届けられてるのかわからないから。
温かい気持ちも、少しピリッとする痛みも、溢れてくるたくさんの想いを全部まとめたら、最後に浮かぶ言葉はいつもたったひとつだけ。
ありがとう。
ずっとずっと、V6である道を選び続けてくれてありがとう。
ずっとずっと、森田剛でいてくれてありがとう。
ずっとずっと、好きでいさせてくれてありがとう。
特別な日だから、ただたくさんのありがとうを伝えたい。
40歳になるごうくんを変わらず大好きでいられることが、22年前あなたを好きになった頃の私に向かって、胸を張って誇れること。
こんなに幸せなファンでいさせてくれて、本当にありがとう。
40代のごうくんに、温かい幸せがたくさん降り注ぎますように。
少し早いけど、お誕生日おめでとう。