1月21日は愛すべき自担小山さんが、ジャニーズ事務所へ足を踏み入れた日らしい。
私はツイッターを始めるまで、自担やメンバーの誕生日以外の記念日には全くもって疎いヲタクだった。当然のことながら「入所日」なんて意識したこともなければ、祝ったこともない。
そんな私が、今日は自担の入所日を心から祝っている。
なんなら、泣きたいぐらい幸せだし、嬉しい。
私が小山さんに出会ったのは、ほんの3年前。(あえて「出会った」と表現したくなるほど、それまでの私は小山さんという人を認知していませんでした。ごめんやで。)
彼がジャニーズとして歩みだした頃のことも、どんな風にここまで歩んできたのかも、私はそのほとんどの時間をこの目では直接見ていない。
だけど、その時間をジャニーズの、アイドルの、NEWSの小山慶一郎として歩み続けてきてくれたからこそ、私は3年前のあの日彼に出会えた。
その第一歩、第一日目が「入所日」だ。この日がなければ、もちろん今はない。
その事実だけで、もう今日は最高にスペシャルだ。嬉しい。泣ける。
(最近感情のリミットが浅くなった自覚はある。)
そして、小山さんと出会った3年前から今までは、実際この目で見ることの出来る現在進行形の小山さんと、見て来れなかった15年分の小山さんの足跡を紐解いて、「小山担」としての自分を満たしていく時間だった。
ありとあらゆることを調べた。
見ていて楽しいことも、ちょっと楽しくないことも。まぁ、本当に色々。
そんな色々を知る中で、私の中に割と深く残ったことがある。
それは、彼がジャニーズに足を踏み入れた理由「高校受験の失敗」だ。
なぜかわからないけれど、その経緯は痛烈に私の心に刺さった。
絶対大丈夫だと思っていた第一志望の高校に、自分だけが落ちた。
挫折感で始まった高校生活は、思い描いていた理想とはかけ離れていてますます沈んでいく。
そんな彼を見かねたお姉さんのすすめで履歴書を送ったことがきっかけで、彼は今ここにいる。
「おばさんが勝手に」とか「姉が○○くんのことが好きで」というのが、まぁジャニーズ入りでよく聞くきっかけだけれど、「挫折」が根っこにある話を聞いたのは初めてだった。
今この年齢になってこそ「思ってた高校じゃなくっても、いくらだって楽しみ方はあるよ」って言える。だけど実際中学生にとってみれば、それこそ彼が言うように「人生終わった」ぐらいの挫折と絶望感だっただろう。考えただけで胸が痛い。
そんな挫折の上に成り立つ彼のアイドルとしての人生。
誤解を恐れずに言えば、その事実がとてもショックだった。
言葉ではうまく言えないのだけれど、そんな傷を抱えてそのスタートラインに足を踏み入れる人がいるんだということがすごく衝撃的で、ふわふわ優しく笑う今の彼とは、全く結びつかない過去だった。
だからそれを知ってから私は、どうしたって絶対に「ジャニーズ」という場所で、「アイドル」として、彼に「ここにいて、心から幸せだ」と笑っていてほしいと願い続けている。
なんの使命感なのかわからないけど、小山担になった以上、私は彼があの日どん底から踏み入れて、ここまで選び続けて来た今の場所で、絶対に彼を幸せにしたい。
もし今の小山さんが、あの頃の“小山くん”に再会したとして、「大丈夫。未来の俺は幸せだよ。」って言ってあげられる今を、ファンとして彼にあげたい。
もはやそれは彼のためなんてキレイなもんじゃなくて、彼を好きになっちゃった私のただの意地なのかもしれない。いや、たぶん、確実にそう。
でも、それで何が悪い。
私が好きな人は、幸せでいてくれなくちゃ、私が困る。
だって、私は幸せだもん。私だけが幸せにしてもらうなんて、おかしい。
だから、今年も今日という日を共にお祝い出来ることが、まず何よりも嬉しい。
私の知らない15年と、私が見てきた3年が確かに繋がっていることが、ただとても嬉しい。
今日も変わらず小山さんを大好きでいられることが、最高に幸せ。
18年間、この道を歩み続けてくれて本当にありがとう。
来年も再来年も、ずっとずっと一緒に今日をお祝い出来ますように。
がんばろうね、慶ちゃん。
入所18年おめでとう。
19年目もよろしくおねがいします。
敬具